陰陽師の秘伝書
平安貴族の生活は迷信と陰陽道に振り回されていたと言っても過言ではないでしょう。
朝廷に出仕するのを休む理由がほぼ「物忌」だったことからも明らかです。
三国相伝陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集(さんごくそうでんいんようかんかつほきないでんきんうぎょくとしゅう)という陰陽師の秘伝書があります。
安倍晴明も執筆者に加わっていたものです。
代々伝わって書き足されたりしていった書物のようです。
安倍博士 晴明朝臣と書いてありますね。
平安時代はこれが学術書であり、学問として認められていました。
これが今の暦・方位・占いの基本になっていることは間違いありません。
この書物をなどを参考に、平安貴族の開運術を抜き出してみたいと思います。
方位ははじめたらきりがないし、流派によっても違います。
それでも私の祖母は暗剣殺の病院に入院してしまったばっかりに、なんでもない病気で亡くなってしまったのです。
暗剣殺は怖い。
それは深く刻み込まれました。
方位にふりまわされるのは良くないが、
入院
だけはきちんと方位を見たほうがいいと思います。
そして旅行はできれば吉方にいって、運気をアップさせましょう。
いきなり実践編
まず難しい説明をすっ飛ばして、いきなり実践編にいきます。
これが2018年、今年の凶方位の年盤です。
実は他にも細かく色々とありますが、重要なところだけ抑えておけばいいと思います。
転居はこれを見て決めます。
このほかに月盤というのがあります。
入院は年盤と月盤両方で凶方位を侵さないようにしてください。
下は吉方位を加えたものです。
凶方位と重なっているものは相殺されてしまうので、書いてありません。
一番の大吉方位となる歳徳神は、今年は暗剣殺と重なりますので効果はありません。
方位をどうやって見るのか。
こうやって地図に重ね合わせれば見れますが面倒ですね。
いいサイトがありました。
ここにいくと正確な方位が割り出せます。
これで自宅からの方位がわかります。
月盤はどうやって見るのか。
これもいいサイトがありました。
こちらにいって生年月日を入れます。
吉方位カレンダーというのがありますので、これをクリックします。
そうすると年盤、月盤、日盤がでてきます。
年盤と月盤を見て、凶方位が重ならないところの病院を選びます。
どうしても凶方位に転居、入院しなければならない時には・・・
方違え(方違え)という方法があります。
一日吉方に宿泊して、その後に目的のところにいくというものです。
でもね、これでいいわけないなって思います。
もう最後は八方除けの祈祷をしてくださる神社にお願いするしかありません。
神奈川県では一之宮である寒川神社が有名です。
他にも調べれば八方除け、方位除けをしてくれるところがあると思います。
続きます・・・。
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