谷保天満宮
昨日の記事の続きになります。
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私たちは最低限の情報しかなくて谷保天満宮に参拝していましたので、重大な見落としをしていたことに気が付かなかったのです。
それは三郎殿の存在です。
神様がお参りせよと言われたのは、ここのことだったのです。
五社殿の隣にあった小さな祠が三郎殿でした。
私たちは五社殿に手を合わせて帰ってきてしまったのです。
それで慌てて土曜日にまた参拝にいったのでした。
そのときの出来事を綴ります。
そもそも三郎殿とはなんなのか。
三郎殿
縁起には
「醍醐天皇延喜三(九〇三)年二月、菅公筑紫に薨去された折、道武朝臣は思慕の情に堪えず、手づから父君の尊容を刻んで廟殿に鎮祀し、旦暮如在の礼を盡された。
延喜二十一(九二一)年十一月、道武朝臣が此地で逝去されるに及んで、神霊を相殿に配祀して三郎殿と称した」
と記されています。
調査した結果をまとめますと、
菅原道真公の三男道武公が道真公を偲びおまつりした。
道武公は逝去後、本宿村の南天神島というところに祀られました。
道武公の子孫である津戸三郎為守がある日霊夢を見て、道武公をこの谷保天満宮の社殿の裏におうつししました。
それが三郎殿です。
そう、ここに道武神がいらっしゃいますので、本殿と裏にある三郎殿と両方をお参りしなくてはならなかったのですね。
裏の上のほうということで、いったのですが初めはたどりつけなかったんです。
そして再度いきまして、やっと三郎殿のご祭神に参拝することができました。
三郎殿を参拝しましたら、
「めでたい、めでたい」
という声が聞こえてきたそうです。
とても明るい感じの男性の声で。
両手に扇をもって、舞を舞っていたそうです。
参拝の後、社務所の玄関の前のベンチで休んだのですが、そのときも本殿の上のほうで神様が舞っている姿が見えたそうです。
あー、今日は1日、神様の御祭りの日でしたね。
めでたし、めでたし。
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