安倍文珠院
安倍文珠院はその名の通りご本尊が文殊菩薩様です。
獅子に乗り、4人の脇侍を従えた勇壮なお姿のご本尊です。
渡海文殊菩薩様といって海を渡ると言われています。
もちろん菩薩様の世界の海なので、普通の海ではなく仏教的な観念の世界の海を渡るという意味ですね。
安倍というだけあって安倍一族の発祥の地なのですね。
創建が大化の改新と同じ年、645年です。
安倍氏には阿倍仲麻呂や安倍晴明などの頭の良い人たちがいます。
そしてお寺の中を歩いていましたら、見つけちゃいました、この方。
一番左の燈籠を御寄進したのは、総理大臣・安倍晋三です。
安倍一族は隆盛を誇っていますね。
このお寺には安倍晴明の秘密やら、いろいろと見どころがあるんです。
それはなんなのか・・・
文殊菩薩様の脇侍がかわいい
お寺を歩いていると、なんと古墳があるんです。
古代から聖地だったということですね。
中にお不動様がまつってあるので、入って参拝してきました。
そして金閣浮御堂。
ここに安倍晴明の秘密が隠されています。
晴明さまーーーっ。
中味は内緒です。
期待していた方はごめんなさい。
ご自分でいかれてみてください。
池の中にある大変美しいお堂です。
こちらでは五芒星が書いてある納め札をもらって、七回回ってお札を納めなければなりません。
古墳も方位が関係していましたが、やはり方位というものは無視できないと思います。
そんなもの関係ないと思っている人が多いんですけどね。
そして安倍晴明が天体観測をしたという天文所もありますので、そちらもぜひいかれてください。
境内図です。
くくり姫をまつる白山神社、安倍晴明のおかあさんだと言われる、狐の信太森葛葉稲荷大明神もまつられています。
そしてついにご本尊。
撮影禁止だそうで、公式ページをご覧ください。
大きなお獅子に乗って、こわーい方が獅子の綱をひいています。
そして善財童子さまがめっちゃかわいい。
必見です。
私は文殊菩薩さまに、頭がよくなるようにお願いをしてきました。
なにしろ知恵が足りないために、騙されたり面倒ごとに関わったりしていますので。
そして、すみません、まだこの時点では仏像は喋っていないのです。
普通にお参りしていました。
こちらのお寺では抹茶の御接待がありました。
とてもおいしいお抹茶でした。
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